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スノーボードを安心して楽しむために、私達は「マナーあるスノーボーダー」を目指します。同時に、怪我や事故を減らすことを目的に、自分自身への安全確認を提案します。
各項目を今一度チェックしてみましょう。
 
関連サイト-
各プロテクターメーカーサイト、スノーボード保険サイト他-
自分を守る プロテクター着用の提案
プロテクターの種類と得点
ファッションにもプロテクター
保険にはいろう!
板を無くさないために
仲間を守る プロテクターのススメ 
誘導するということ
人を守る おもいやりの声
●自分を守る●

サポーター着用の提案
 

スノーボードを楽しむにあたって、怪我や痛みを最小限に抑えるために、プロテクターの着用を提案します。

今までに多くのひとたちとスノーボードを楽しんできましたが、その中で友達にスノーボードを教える側にたった時、必ず進めるようにしているのは、お尻パッドとフードの着用、そして流れ止め(リーシュコード)の使用です。

リーシュコード:「リーシュ」とは、英訳ですとLeash、制御する〜コントロールする〜という意味になり、考え方次第では、板から足を外してからも板をコントロールする、ということになります。

友達が初心者であれ、経験者であれ、強くお尻を打ちつけて苦しんでいる姿を見るのは、安心して見ていられる光景ともいえません。
また、気候が乾燥していて、気温も低いときにフードを着用していないと、髪が硬く凍り、水になり髪が濡れた時に、風邪を引き起こす原因となるだけでなく、転倒したりしたときに、頭はとても傷つきやすいので、頭の皮膚を切るなどしてばい菌が入ったりすることも考えられます。
強く転倒すると、フードは飛んでしまうことがありますが、それでも怪我を最小限に抑えるために、なるべく相手を傷つけない程度に、着用を勧めたいものです。

保険にはいろう

毎年、ニュースでも相次いで報道されるスキー、スノーボード事故。今現在私達はどのようにそれらのニュースを受け止めていくべきだろうか、と考えたとき、私達にも起こり得るこれらの事故に対して、適切な処置をとるためにも、自分自身のスノーボードに対する愛情の度合に合わせて、保険に加入することをおすすめします。

保険について:
同じスノーボード保険でも、テレビや広告で目にする有名保険会社が提供する国内/海外のスキー・スノーボード保険会社から、個人で経営する保険会社まで千差万別です。最近は盗難や破損事故も多発しており、いったい何を基準に選んだら良いのか迷ってしまうでしょう。

日本全国の保険会社が保証する内容には次のようなものがあります。
 
救援者費用 携行品損害 死亡・後遺障害
入院保険金 通院保険金 受託品賠償
傷害医療費用 遭難捜索費用
個人賠償責任

ここでは、当サイトの管理人が各保険会社を比較した上で得た知識を元に、オススメの内容をリストします。
ただし、どの会社がオススメかはその人次第なので、下記のリスト内で自分に必要だと思われるものを組み合わせて、関連サイト内から当てはまるものをお選びください。
※自分自身でサイトを確認し、それぞれが選ばれた保険会社について頭に入れておきましょう。

●保険の値段

年間の保険料:一番安いものでは4千円代から選ぶことができます。個人企業ですと、希望に合わせて保険の内容をつくってくださる会社もあり、将来性に不安はありますが、信頼のある個人企業でしたら、まず問題ないと思われます。

注意:
保険会社により、スキー、スノーボードで枠があるので、よく確認しましょう。
枠のある企業ですと、大抵はスノーボードに対する通院、入院日額の保証内容や用品の保証内容がスキーに比べて半額くらいに値下がりします。

個人的には枠がなく、用品に対しては年間保険料5000円代で20万まで保証してくださる保険会社をオススメします。数あるスノーボードショップの中には、ショップが無くなると同時にショップの保証も抹消されてしまうことがあります。
 
 
●保証内容

これらの保証内容があれば十分でしょう。
年間保険料:4.000〜5.000円代に対し、
1. 通院日額:700円以上
2. 入院日額:1.500円以上
3. 死亡・後遺:150万以上
4. 賠償責任:1.500万以上
5. 用品:15万以上

上記内容は年間保険料が最大5.000円代の場合です。これが倍の10.000円代になると、内容は上記の倍以上で保証されるようになります。

バックカントリーなど危険の伴い易い範囲で行動される方は、万が一遭難などされた場合、救助隊などの出動も考え、保険を選ばれることをオススメします。

プロテクターの種類と得点

日本国内で販売されているプロテクターの中には、次のようなものがあげられます。

ヘルメット

頭を守るのには一番最適なヘルメット。硬いだけでなく、重い、というイメージもありますが、最近ではサーフボードの素材でもある高密度ABSシェルなどが素材として使用され、長軽量かつ、耐久性の高いものが多く出ています。
被り始めは違和感もありますが、頭の形に合っていて、軽く、ずれないものを選んでいれば、すぐに慣れることができます。
アッパープロテクション

レールやパイプに入って転倒した時に怪我をしやすい、鎖骨、肘、肩、背中などを守るため、パッドが縫いこんである上着です。前にジッパーのあるものと、プルオーバーのもの、この他、脊椎専用の亀の甲羅のようなものもあります。
一見、格好悪いようにも見えますが、最近のものは薄手で、パッドも最新の技術により、薄く、耐久性も衝撃の吸収率も高いものが沢山あり、ウェアの下に着けている分にはほとんど見た目も普段と変わりません。
ボトムプロテクション

スノーボードを始める時に、一番必要とされるお尻パッド。
特に初心者の方は、転び方も膝もすぐには慣れないので、尾低骨や膝を傷つけ易い状態です。お尻を強く打ち付けた時の痛みも何度も繰り返す内に、酷い打撲傷になり、翌日身体を動かすこと自体が困難になりかねません。
こちらも、最近はつけてみると意外と快適で私生活で使用しているスパッツとは違い、素材も軽く、通気性の良いものが多くなっています。
身体にフィットさせている分、熱く感じたり汗を普段よりかいてしまうこともありますが、身体を固定していることにより安心感は勿論、技をメイクするときにも気持ちに余裕がでてくるものです。

更に、足首までのものには、膝パッドもセットになっているので、膝を強く打っても、信じられないほど痛みを吸収してくれます。
-手首-
転倒する、と気づいた瞬間に、つい出してしまうことのある両腕の手首を、しっかりサポートしてくれる、手首専用のプロテクターです。
プロテクターのほとんどが黒色なので、ウェアから顔を出しても、気になりません。

-脛(スネ)-
レールでは特に打ち付けることの多い、脛専用のパッドです。
脛は特に、骨を傷つけたりすると足が動かなくなることもあるので、大変危険です。
同時に、その分痛みも激しく、脛を傷つけることにより、その日のスノーボードが憂鬱になったりします。

-膝(ヒザ)-
これは、スノーボード専用のものでなくても、応用がききます。
例えば、今まで着用した中でも、バレーボール専用の膝パッドは、クッションが厚く、どんな衝撃にも耐えた上、全体がゴムなので、ずれることが少ないのです。
スノーボード専用のものでは、最近は膝の曲げ伸ばしにも瞬時に対応する形のものも出ています。
膝も簡単に傷がつきやすいので、硬い斜面で滑るときには、特に着用をオススメします。

この他にも、肘(ヒジ)のプロテクター、指のプロテクター、頭のプロテクター、脊髄、脊椎専用のプロテクターなど様々なプロテクターが販売されています。
自分自身の弱い部位や、過去に怪我のある部位には、プロテクターを着用し、安心してスノーボードを楽しみたいですね。

板を無くさないために

一昨年から、仲間の間だけでなく、各地のゲレンデを回っていると、あちらこちらで板の盗難の報告を耳にします。
ゲレンデ内で板が盗難されると、次のような放送がかかります。

「ゲレンデご利用のお客様へお知らせ致します。○○○前にて○○○(ブランド名)の○○○(色またはモデル名-例:BURTONのカスタム)の板を紛失されたお客様がいらっしゃいます。誤って板をお持ちになられた方がいらっしゃいましたら、至急元の位置へお戻しください」

これは、板が盗難された時にゲレンデ内に放送される内容です。これを耳にしたら、そのゲレンデ内で盗難が発生しているという知らせでもあります。
そこのゲレンデで休憩をとるときは特に、注意が必要です。

盗難されないために:
 

自分の板は、古いし汚れているし、無名の板だし、という言葉はここでは通用しません。
盗む側は、「盗む」という行為をしている時点で、マナーやプライドのかけらも無くしている状態だと考えます。お金を目当てに盗む人間もいれば、人が傷ついたり、怒ったりする姿を見て楽しむ、という人間、古いから、無名だからといって板を粗末にしている人間の板を盗むことで、自分のものを無くした時の悔しさを与えることを目的に盗んでいる人間も存在するでしょう。
常識的に考えれば、こういう状態の人々のことを「悪者」とみなすものでしょうが、このような状態の人々は自分自身でその行為が犯罪であるということに、本当に気が付くまでは、どうしようもないでしょう。

そんな時は、私達自身が愛情を込めて板を守るしかないのです。
 

板を守る方法:
 

1. 必ずチェーンをまく
2. 板はなるべく数本まとめて同じところにおく
3. 休憩するときは、なるべく板の見える位置で休憩する
4. あからさまに、ブランドやモデルが分かる状態で板をおかない
5. 万が一盗まれても自分のものだとすぐに見分けがつくよう、目印をひとつつけておく
6. 用品保証制度のある保険に加入しておく
 

板を盗まれたと気づいたら:
1.  インフォメーションセンターにかけつけ、アナウンスを頼む(板に詳しい人、仲間の盗難などを目撃している人などは、意外と気をつけて見てくれたりします-特にローカル人-)
2.  諦める前に、まず駐車場の管理人に一斉退場車の荷物チェックをお願いする
(あまり広くないゲレンデでは出口を一箇所にまとめているのとゲレンデのイメージアップにもつながるので、快く引き受けてくれます。面倒ですが一台一台、荷台を開けてもらいチェックをしましょう
この際、被害者は駐車場の最終出口で必ず立会い、確認します。同時に運転手へお願いする時、協力してくださった後には、深くお礼を申し上げるよう努めます
中には非協力的な人間もいるので、車が逃げないよう車の正面に仲間に立って頂き、丁寧に気持ちを伝え引き受けて頂きましょう。スモークをはっている車が犯人である可能性が高いそうです。
3. 仲間と大勢で来ている場合、被害者は特に気をつかってしまいます。
仲間である以上、皆気持ちは同じです。みんなで捜索しよう、という話が出たら、快くお願いしましょう。
注意:女性だけでこの作業を行うと、危険なので必ず男性に協力してもらいましょう。
同時に、一部の仲間に通過した車のナンバーを控えるようにお願いしましょう。
このような事件は、一時ニュースでも報じられた問題です。盗難は立派な犯罪です。
 
※上記の方法は、鹿沢ハイランドのローカルボーダーさんたちが、過去に実行して解決したという盗難事故の話をもとに書きました。
FREAKのメンバーが一度盗難にあった直後に、ローカルのボーダーのグループの方が様子を見て丁寧に声をかけてくださり知った、解決方法です。
(この時は、私達が諦めてしまっていたこともあり、実行せずに終わりましたが、今でもこの方々には望みを与えてくださったことに感謝しています。)

保険に入っているから、と犯罪を見過ごさず、なるべく盗難に気が付いたらすぐに上記のことを実行できると、その後の犯罪の減少にも繋がり、よいでしょう。

 

ファッションにもプロテクター
-フード-
ファッションとして大いに楽しめるのが、このフードです。
勿論、人それぞれ似合う似合わないと感じたりすることも、あるかもしれませんが、フードにも、頭に完全にフィットするタイプからつばのあるもの、頭上の空く長いもの、耳をガードするものなど見た目も素材も全く違ったニットキャップが沢山あります。
友達に見てもらって、似合うものを選んでもらうもの良いかもしれません。

-ゴーグル-
吹雪のあるゲレンデや強風のあるゲレンデでは、視界を遮り、対人対物の事故を起こす危険が伴います。
それを防ぐのに、必要なのがゴーグルです。
サングラスも悪くはありませんが、転倒の際に外れたり、割れたりして目を傷つける可能性もあります。
できれば、目は大切な身体の一部なので、高くても、曇りにくく、出来れば2重レンズのものを着用することをオススメします。

関連サイト
-プロテクター扱いメーカー-(ABC順)

★=盗難防止チェーンなど取り扱いあり
aegis サイトなし

★a.r.k http://www.snow-ark.com
BLP http://www.bayleaf.co.jp
BURTON SNOWBOARDS http://www.burton.com
CONFORM'ABLE http://www.conformable-jp.com
Dainese http://www.dainese.com
eb's http://www.ebsmission.co.jp
FREERIDE http://www.freeride.co.jp
GIRO http://www.lotusint.co.jp/
INDUSTY http://www.industy.net
★kissmark http://www.kissmark.co.jp
Pro-Tec http://www.pro-tec.net
★TEMPO http://www.tempo.co.jp
TROLL http://www.industy.net/TROLL
★Snoman http://www.sno-man.com


-その他の関連サイト-

SAFETY SNOWBOARDER  http://www.sbj.org
SKI ACCIDENT(スキー・スノーボード事故相談事務所) http://ski.m244.jp/
西日本ヘルメッターの会 http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/5608/
ニトリート(テーピングについて) http://www1.nitto.co.jp/sports-tape/
株式会社キネシオ http://www.kinesio.co.jp/

-スキー・スノーボード保険サイト-

木村総合保険事務所有限会社 http://kshj.co.jp/index.html
日本興亜損保 http://www.anshinmy.com/service/ski/frame.html
日本スノーボード協会 http://www.alive-net.co.jp/snowboard/
@nifty保険 http://www.nifty.com/insurance/catalog/snow/index.htm
ニッセイ同和損害保険 http://www.nissaydowa.co.jp/personal/cp0063.html
東京海上 http://www.tokiomarine.co.jp/j0402/html/4.html
日新火災 http://www.nisshinfire.co.jp/shouhin/index_others.html



●仲間を守る●

プロテクターのススメ
 

スノーボードを仲間と楽しむためには、私達のちょっとした一声も必要のようです。
新しくスノーボードを始める友達、いわゆる仲間には、自分自身が使用していなかったとしても、相手の痛みを考えてプロテクターの提案をしたり、マナーのあるスノーボーダーとしての声も必要だと考えます。

1: リーシュコード
ハイクアップが普段のスノーボード生活に馴染んでいる方の中には、リーシュコードをつけると面倒だ、と説明する方も多いようです。

私達がスノーボードをしてきた中で、リーシュコードが必ずしも必要でない、と感じ使っていなかったとしても、私達が教える立場にたったときは、基本的なマナーは伝授するべきだと考え、リーシュコードを使用するようにススメます。
その人自身がスノーボードを続けていく中で、何故必要なのか、何故必要でないのか、ということを判断させることに意味があると思うのです。

2: 待機位置
ゲレンデで、待機する際になかなか気をつけているようで、邪魔になっているのが待機位置です。

ゲレンデで仲間を待ったり、疲れて座ったりするときは、コースのなるべく端に移動してから待つようにしたいものです。
また、転倒などして一時的に休憩しよう、というときにも、なるべくコースの端まで移動して休憩するよう気をつけるとよいでしょう。

特にリフト降り場には、人が集まり易く、すぐに滑り出そうと考えていたものの、次から次へと前へ人が集まり、ビンディングをはめ始めたりします。
こういうときも、狭い中を無理矢理出ようとせず、ひとこと「失礼します」「すみません」と声をかけてから出発するか、間隔が空くのを待つことが、事故を未然に防ぐ第一歩だと考えます。

 
ゲレンデの出口付近でも、長時間仲間を待つことになるときは、なるべく、出口をふさがないように気をつけたいものです。
一番最初に出口に着いた人が、後から来る仲間の到着時間を考えて、時間がかかるようであれば、端によって待機します。
もし、最初に、到着したひとたちが中央に座り込んだりしていたりしても、仲間の一人が端に移動することで、仲間もそれに従うことが出来るでしょう。

3: 急ブレーキ
私達はスピードと技術に自身が出てくると、仲間のすぐ手前でブレーキをかけることが多くなったりすることがあるようです。
特に慣れてきたばかりの時は、斜度や雪質、コースをしっかりと把握せずに、急ブレーキをかけがちです。
急ブレーキをかけた時に、腰をひくくかまえて、雪面を強く踏んだとしても、そこがアイスバーンになっていたりしたときは、なかなかすぐには板は止まらず、スリップして仲間に接触したりします。
これは仲間の前だけでなく、全てのひとびとの前で必要な行動ですが、特に初めてのゲレンデや雪質、斜面のコンディションが微妙な状態の時は、なるべく早くブレーキをかけるか、なるべく人のいない位置で止まることを考えて滑るのがよいと思います。

4: 滑走時
私達の滑走時に意外と気が付かないのが、ゲレンデにいるひとびととの距離です。
これは仲間に対しても、その他のひとびとに対しても言えることですが、仲間やひとびとの近くを滑ると、その分転倒した時や、アイスバーンで板がずれた時に事故を起こしたり、逆にひとの側を通り過ぎようとした途端に、相手が私達の存在に気づかず方向を変えたりすると、事故が起こったりしますので、なるべく、ひとの回りは大回りに、特に転倒している仲間やひとの側はかなりスピードを落とすか、遠回りしていきたいものです。

誘導するということ

仲間を誘導するときは、初心者が一人でもいる時はゆっくり、ゲレンデ利用が始めての仲間がいるときは、コースの分かれ目で停止し、全員の姿を確認してから出発する、というのが原則とも言えるでしょう。
 
1:
初心者がいて、コースを分かるものがひとりもいない時は、なるべく初心者のスピードに合わせて滑るのが思いやりだと考えます。
万が一はぐれてしまった時のことを考え、リフト券購入の際に、上級者の方が人数分のコースマップをチケット売り場で頂き、配ることも事故を未然に防ぐための方法と考えます。
また、「もしはぐれたらここで」、というカタチで伝えておくのも良いでしょう。

2:
コースの分かれ目は、初心者の方は勿論、初めてのゲレンデだと、迂回コースなどの入り口はなかなか上級者でも気が付かないものだと思います。
ゲレンデを案内するひとは、なるべくコースの分かれ目や、迂回コースの入り口、または急に斜度や斜面の状態の変わる手前で、仲間を待ち、適切な誘導をすることが必要だと思います。


3: 
仲間を誘導する際に、ゲレンデを把握している者が一人しかいない、または何人いたとしても、その案内人が着いてくる仲間の何倍も早く、滑って行ってしまっては、着いていく方も一生懸命になってしまい、周囲に気がまわらなくなってしまったり焦ったりして危険なだけでなく、楽しく滑ることが出来なくなってしまいます。
少々面倒に感じても、コースを全員が把握できるようになるまでは、グランドトリックの練習やらしながらでも良いので、責任をもって案内したいものです。

●ひとを守る●

おもいやりの声
 

ゲレンデには様々な雪面スポーツを楽しむ人々が集まります。
その中で、各スポーツマンをカタチや見た目で区別するのは、同じスポーツマンとしてしてはならないことだと思っています。


1: お互いが楽しむために

ゲレンデで同じ雪面スポーツを楽しんでいるひとが困っているようであれば、余裕のある時だけでも良いので、ひとこと「大丈夫ですか?」と声をかけられるように気をつけたいものです。
たとえ相手が、それを無視したり気づかなかったりしても、見過ごすよりは気持ちのいいものでしょう。


牧の入での出来事
リフト乗車中、ひとりのスキーヤーが突然の穴につまずき転倒。リフトから見ていてあまりにも酷い転びかたをしていたため、不安に思い見ていたら、全く反応がなく、心配になり、「大丈夫ですか?」とリフトの上から声をかけたところ、「たすけて〜」のひとこと。
リフトを降りてから、さすがにもういないだろう、と思いましたが、念のため現場へ行ったらまだ倒れたままでした。
近くで見て見ると中学生くらいの男の子で、腕を捻挫したのかスキーを履くことが出来ないとのこと。
とりあえず、医務室が100mほど先にあったので、板を履かせて、一緒に医務室まで行きました。

苦しい時や困っている時は相手を選ぶ余裕もないと思うので、なるべく目の前で大転倒した人を見たりした時は、ひとこと「大丈夫ですか?」と声をかけてみたいです。

2: ゲレンデではみんなが仲間です
スノーパークで人がすごい技を見せてくれた時や、大転倒をした時は、他人と思っても、素直に気持ちを外に出してもよいものだと思いました。

例えば、

スノーバークだけでなくても、通常の斜面で上手な人をみかけたら、掛け声をかけたり、リフトのリ場などで気になることがあったら、気軽に聞いてみたり、声をかけられるような、フレンドリーなスノーボーダーになれたら、と考えます。

去年ニュージーランドへ行って感じたことは、それが当たり前のように行われていたことが、安全にスポーツを楽しむために、必要なことなのだということでした。

 

 

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