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2003年度より2005年に解散されたTeam禿鷹さんの発案で、ホームゲレンデでもある鹿沢ハイランドさんのごみ拾い企画をスタート。
ここでは、そのごみ拾いのレポートと遠征スノーボード旅行のレポートを紹介します。

ゲレンデごみ拾い参加者、随時募集中!
毎年9月近くなると、ホームページ上にてゲレンデごみ拾いの開催詳細をアップします。
1度だけでも参加してみようか、と思われる方は是非掲示板またはメールにてご連絡ください!!


ゲレンデごみ拾いレポート
鹿沢ハイランドごみ拾い2003
鹿沢ハイランドごみ拾い2004
水上奥利根ごみ拾い2004
鹿沢ハイランドごみ拾い2005
シャトレーゼスキーリゾートごみ拾い2006
鹿沢ハイランドごみ拾い2006
宝台樹スキー場ごみ拾い2008
ピラタス蓼科ロープウェイ2010
鹿沢ハイランドの草花
ごみ拾いの最中に見ることができた可愛らしい草花の画像

鹿沢ハイランドごみ拾い2005年9月10日
SNOWPY シムラくん、シュウジくん、ノリくん、ネギちゃん、太郎くん
SBPほか るな、りな、ゲンくん


今回は昨年の浅間山火山事件も落ち着いていたせいか、山梨のチームSNOWPYさんからは計5名が参加。合計8名が鹿沢に集まった。

人数が多かったこともあり、今までにゴミ拾いをすることができなかったカマンフィールドに行くことも予定に入れていた。

午前10時半には6名が集合していたため、残す二人とはゲレンデで待ち合わせをし、3方向にそれぞれ2名ずつ別れゴミ拾いを始めた。

午前11時になると、残りの2名も合流し、彼らにはゲレンデ上部のゴミ拾いを、お願いした。
 
ゴミ拾いが始まって約1時間、中央湿地帯の辺りを歩いていた私とSNOWPYの太郎くんはまず、あまりの重さに抱えきれなくなった不燃物/可燃物の袋4つと粗大ゴミを抱えて、一時下山した。

少しすると、ゲレンデ向かって右側の第一リフト近辺をゴミ拾いしていたSNOWPYのノリくんとネギちゃんが下山。やはりかなり重くなったゴミ袋を抱えていた。

毎年、第一リフト周辺はどこよりもゴミの落下率が高く、特に空き缶やペットボトルは後を絶たない。

今年も昨年同様、大量の空き缶とペットボトルが、主にリフト乗り場/降り場周辺で見つかったという。

 
だが、何年も昔に捨てられたものが、毎年植物が生長するに従い出てくるのか、拾ったゴミの大半は、最近では見られないデザインの缶であったりする。

なんでも鹿沢ハイランドはかれこれ50年近く営業しているらしいので、過去50年近くのゴミが、雪が降っては融け、雨が降っては土が流れ、植物の成長ごとに隠れたり出てきたりを繰り返しているのではないかと考えられる。

しかし、ペットボトルや明らかに近年のお菓子の袋なども見られるため、これらは確実に10年以内に捨てられたものと言ってもよいだろう。
 
今年、カマンフィールドと鹿沢ハイランドを繋ぐ第3リフト周辺のゴミを拾っていた、ゲンくん、るな、SNOWPYのシュウジくんとシムラくんは、様々な種類のゴミを拾ったとのことだったが、以前に比べるとゴミは少なかったという。

どちらかというと、やはり過去に捨てられたらしい古いデザインの空き缶やビンがほとんどで、ペットボトルなどは2年前に比べたら大分減っていたようだ。

ただ鹿沢ハイランドさんのほうで、毎年シーズン終わりに一度目につくゴミは拾っているとのことなので、その時点とその後とどの程度違いがあるのかは分からない。
 
シーズン中、私は鹿沢ハイランドに滑りに行ったときに、リフトに乗っている間だけで、10以上のペットボトルなどのゴミを目にしたのを覚えている。
しかも、それはシーズン始まったばかりの年内で、まだ1コースしかオープンしていないのに、このゴミの量はなんだろう、と不思議に思ったことをよく覚えている。
これからはゴミを拾うだけでなく、そこからゴミを減らすということも頭に入れて、何かが出来たらいいと思う。

さて、午後1時になり、いよいよカマンフィールドに移動することになった。
車2台で隣のカマンに移動し、ゲレンデにあがると目の前に急な斜面がひとつとなだらかな斜面がひとつ現れた。
午前中同様、早い者勝ちでゴミ拾いをするコースを選ぶと、それぞれ分担に分かれてゴミ拾いを始めた。

私と太郎くん、シムラくん、シュウジくんは、一番ゴミが多いと思われるリフト下へ行くことにしたが、約50m進んだところで、その挑戦は絶たれた。
リフト下は見るからに急で、腿くらいまでの草がボウボウに生えている上、ゲレンデ上部から水が流れていた。

これは行くだけ無駄だと諦め、2人ずつ各コースのヘルプに回った。

が、カマンフィールドは約10年前にオープンした新しいゲレンデなのと、メインゲレンデがとても人気だったこともあり、ゴミは全員合わせても70Lのゴミ袋の10分の1にも満たない程度だった。
それに、ゴミと言ってもリフト券だったり、紐だったり、シーズン中にうっかり、とか自然に残ってしまったものがほとんどだった。

結局カマンは疲れただけで大して成果も上がらなかったが、ゴミが少ないことも分かった上、頂上はとても気持ちがよかったので、これも運動、と気をとりなおして、運転手はカマン側から、残りの私たちはハイランド側から再度ゴミをチェックしながら下山した。

午後3時、最終的に集められたゴミは70Lのゴミ袋にして昨年同様の6袋と粗大ゴミ。

毎年最後に山を確認しながら降りてくるときは、来年はもう拾うゴミはないんじゃないか、と錯覚してしまうくらい念入りにチェックしているが、それでも毎年最低6袋はゴミがフルで出てしまう、というのはやはり上部でも書いているが過去50年間近い年月の中で積もってきたゴミが毎年土の中から出てくるのだろうか。
来年もこの山に来てみようと思う。
-今回の印象的な出来事-

ゲンくんとるなが見つけた缶を拾おうとすると、なんとも重いので水が入っているのだと思い缶を傾けたところ、突然ネズミが流れ出てきたという。
ハイランドでシーズン中リフト乗り場で事故管理をしている叔父に聞いたところ、子供のねずみが缶の口から入り、そのまま出られなくなり中で成長してしまったのではないか、とのことだった。

想像するととても気の毒なネズミである。
私が過去に訪れた動物愛護センターでも、人間のマナー違反によって事故にあったり、死に至ったりした動物やペットの話を聞いたことがある。
このようなことが起こらないよう、ゲレンデを利用している私たちは最低限のマナーは守りたい。

今回ゴミ拾いに参加してくださった、皆様お疲れ様でした!

 

 

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